あなたが自分に望むことを他人にも望みなさい。自分が望まないことを他人に望んではなりません。
byジョセフ・マーフィー
あなたは自分が望まないことを他人に望んでいませんか?
見出しの言葉は、「マーフィーの法則」で有名なアメリカの宗教家、著述家のジョセフ・マーフィーの名言です。
人間が犯しやすい過ちをズバリと突いた深い名言ですね。
私たちは人生の中で、自分がやりたいこともあれば、やりたくないこともあります。
やりたくないことがあったとしても、それは自分の感情であり、仕方がないことですが、私たちはそれをしばしば他人にやってもらおうと画策します。
自分はやりたくないことを他人に押し付けようとするわけです。
例えば、自分は掃除なんてやりたくないと思っていたとします。
自分は掃除をしたくないのに、他人に対して、「あなたが掃除をしてください」と押し付けるのは、あまりにも自分勝手です。
もしこんなことをされたら相手はどう思うでしょうか?
きっと、「嫌なことを押し付けれた」とあなたに嫌悪感を抱き、信頼をなくすことでしょう。
そうではなく、「部屋をきれいにしたいから一緒に手伝ってください」と言えば、相手はあなたに嫌悪感を抱くことはないでしょう。
こんなことは当たり前だと思っているかもしれませんが、人はしばしば自分が望まないことを他人に押し付けるようなことをしてしまいがちです。
職場や家庭で、上司から部下へ、または親から子へと、自分が嫌なことを相手に押し付けるようなことをしていないでしょうか?
よく考えて行動しないと、相手はあなたに反発心を抱いているかもしれませんよ。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちは、自分たちでSDGsの目標設定をして行動を実践するわけですが、それが社会貢献になると真剣に考えての行動であれば、周りの人々にもぜひ推奨してください。
あなたの真剣さが相手にも伝わり、一緒に行動したり協力してくれるようになるかもしれません。
もちろん、無理強いや押し付けがましくならないように十分に気をつけてくださいね。