偉人、著名人

努力してもすぐに結果が出るとは限らない。結果にこだわると、進歩は止まってしまう

自分がどんなに努力してもすぐに結果が出るとは限らない。結果にこだわりすぎると、安全な道を選び、進歩は止まってしまう。
by 藤沢秀行

あなたは結果が出るのを急ぎすぎていませんか?

見出しの言葉は、数多くのタイトルを獲得した囲碁棋士 藤沢秀行氏の名言です。
結果ばかりにこだわりすぎると、進歩が止まってしまうと述べた深い名言ですね。

私たちは、大きな夢や目標に向かって努力をするわけですが、努力しても目に見えるような成果がすぐに出るわけではありません。
むしろ、すぐに結果が出ることの方が少ないはずです。

わかりやすく例えると、ダイエットがあげられます。
少しでも痩せようと、ダイエットを始めたとしても、一日や二日ですぐに痩せるはずがありません。
おそらく一週間でも無理でしょう。

専門家の指示に従って、正しい方法でダイエットを始めたとしても、すぐに結果が出ることはなく、早くても数ヶ月、遅ければ一年くらいかかるかもしれません。
すぐに痩せられなかったからといって、途中でやめてしまっては全く意味がありませんよね。

せっかくダイエットの良い情報を手にして、スタートしたのですから、それを継続していかなければ全く意味がないのです。
もしかしたら、途中でつらくなったり、周りの人から嫌なことを言われたりすることもあるかもしれませんが、結果ばかりにこだわっていると、結局は楽な道、安全な道を選んでしまい、失敗するという結果になってしまうわけです。

何をするにしても、すぐに結果が現れるということはありませんし、目に見えて成果が現れるということもないのです。
地道に継続していくという気持ちが重要になるのです。
常に認識しておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動も、当然のことながらすぐに結果が出るということはありません。
持続可能な社会になるために、世界的な困難な課題を少しずつでも改善していこうとする目標なので、一朝一夕に実現できることではないのです。
例えば、世界中で起こっている人権侵害や環境問題が、明日になればすぐに解決できるはずもなく、地道な努力が必要になるわけです。

しかも、私たち一人ひとりの日々の積み重ねが、少しずつ社会を変えていき、結果的に数年後に少しずつ改善していくことが可能なわけで、明日になればすぐにパッと切り替わるというものではないのです。

私たちに必要なことは、結果にこだわりすぎず、地道に努力を積み重ねていくという認識を忘れないことだと言えます。

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