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床の上に寝ていればベッドから落ちることがないように一人でいれば何事も起こらない

床の上に寝ていればベッドから落ちることがないように、一人でいれば何事も起こらない。
by フランツ・カフカ

あなたは一人で閉じこもってはいませんか?

見出しの言葉は、チェコ出身の作家 フランツ・カフカの名言です。
一人で閉じこもっていても、何も起こらないというのは、至極当然のことですが、人生において胸に突き刺さるような深い名言ですね。

「床の上に寝ていれば、ベッドから落ちることはない」
「そりゃそうだ」という声が聞こえてきそうなほど、ごくごく当たり前のことですよね。
ベッドの上に乗っていないのですから、ベッドから落ちるはずがないのです。

しかし、私たちはしばしば、こんな当たり前のことを無意識のうちに自然にやってしまうことがあるのです。
例えば、一人で部屋に閉じこもっていることです。
つらいことや悲しい出来事が遭ったときに、一人になりたいと部屋に閉じこもることって誰もが経験していると思います。
しかし、部屋に閉じこもったところで、何も起こらないことは皆わかっているはずです。
何の解決にもならないのに、私たちは一人で閉じこもってしまうのです。
一人の時間は、少し心が落ち着くという効果はあるかもしれませんが、「何事も起きない」ことは事実です。
一人で閉じこもる時間が、まったくの無駄な時間だと断言するつもりはありませんが、よくよく考えてみると、意味のない時間だとも言えるわけです。

「一人で閉じこもっていても仕方ない」と心を切り替えて、すぐに復帰したほうが有意義であることは間違いないと思います。
失敗したことを長い期間にわたっていつまでもクヨクヨと悩んでいたり、悲しみにいつまでも打ちひしがれているのは、無駄な時間というべきかもしれませんね。

私たちに残された時間には限りがあります。
そのことだけは、常に忘れずにいたいものです。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていると、思いどおりに成果が出なかったり、失敗することがあるかもしれません。
しかし、それをいつまでも引きずって、一人で悩み苦しむのは賢明な人とはいえません。
一人で閉じこもっていても、何も解決しませんし、何事も起こらないのです。

それよりも、心を切り替えて、自分のやれること、すべきことを少しずつでも取り組むことが肝腎です。
そうすれば少しは気持ちが晴れていきますし、有意義な時間になるというわけです。
常に心掛けとして持っておきたいものですね。

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