偉人、著名人

自分が楽しんで仕事をすれば、それが会社のためにも世の中のためにもなる。

自分が楽しんで仕事をすれば、それが会社のためにも世の中のためにもなる。
by 福井威夫

あなたは、仕事を楽しんでいますか?

タイトルの言葉は、本田技研工業の代表取締役社長を務めた実業家 福井威夫氏の言葉です。
自分が楽しんで仕事をすれば、会社のみならず、世の中のためにもなると述べた深いメッセージですね。

私たち人は、大人になれば仕事をするわけですが、仕事に高い関心を持ち、楽しみながら仕事をしている人もいれば、日々ため息をつきながら、生きるために、家族のために仕方なく、イヤイヤ働いている人もいますよね。

仕事をしている人全員が、楽しみながら仕事をしているのであれば良いのですが、現状はそうではなく、イヤイヤ仕事をしている人も数多く存在しているのが現実です。

本田技研の社長を務めた福井威夫氏は、自分が楽しんで仕事をすれば、会社のためだけではなく、世の中のためにもなると断言しています。
仕事を楽しんでいるということは、仕事への関心が高く、時間が経つことも忘れて、面白くて夢中になって取り組んでいるということになります。
つまり、極めて能率的で高度な仕事をしているということにつながりますので、会社にとってこんなありがたいことはありません。

反対に、イヤイヤ仕事をしていたらどうでしょうか?
仕事に対する興味が薄く、上司から言われたことを、ただやっているだけだとすれば、それは単なる作業であり、仕事の効率も悪く、下手をすれば怪我をしたり、事故を起こすことにもなりかねません。
会社としては、同じ給与を支払うわけであり、どちらの社員がありがたい存在なのかは、言うまでもないのです。

たとえ同じ仕事をするにしても、楽しんでやっている人と、イヤイヤやっている人とでは、作業効率も仕事の内容もまったく異なります。
何事も楽しんでやろうという気持ちを持つことが、社会貢献へとつながり、あなたの人格形成と信頼にもつながっていくのです。
心構えとして、決して忘れないようにしましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動についても、楽しんでやっている人と、イヤイヤ参加している人がいます。
何事も楽しんでやろうという気持ちが大事だと前述しましたが、SDGsの活動においても同じことが言えるのです。

人間は、日常生活においても、関心がないことや興味がないこと、苦手なことに時間を使うことはほとんどありませんよね。
趣味や特技など、楽しんでやれることにはたっぷりと時間をかけて、夢中になって取り組むことができますが、嫌いなことにたっぷりと時間をかけるなんて苦痛以外の何物でもありません。

SDGsの活動においても同じことが言えるのです。
イヤイヤ参加するくらいなら、まったく参加しないほうがマシとも言えるのです。
楽しめることを楽しむという当たり前のことを、SDGsの活動においても実践するようにしましょう。

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