名言集

阿呆はいつも彼以外の者を阿呆であると信じている。by芥川龍之介

阿呆はいつも彼以外の者を阿呆であると信じている。
by芥川龍之介

あなたは、自分以外の人間をどう見ていますか?

タイトルの言葉は、小説家の芥川龍之介の名言です。

人間は、自分の周りにいる人々を、客観的ではなく、主観的に見ているものです。
つまり、「あの人は賢そうな人だ」とか「あの人はあんなことをしているから愚かな人だ」のように、自分の目で見たもの、自分の耳で聞いたことを主観的に感じ、評価しているわけです。

芥川は、タイトルに明記したように、「阿呆は自分以外を阿呆だと思っている」と表現しています。
つまり、自分の勝手な思い込みや感情で人を評価しているわけです。

例えば、イジメにあっている人は、周りの人が全員、自分を嫌っていると勘違いしています。
ごく一部の人間(もしかしたら一人かもしれません)から、嫌われているだけなのに、世界中の人から嫌われているような錯覚に陥ってしまうから、自分自身を追い込んでしまい、つらくなってしまうわけです。

人間は自分の心の状態によって、周りの人々を見る目が変わってしまうのかもしれません。

ということは、もしも、周りのいる人々が賢い人ばかりに見えたとしたら、あなたは相当賢い人だと言えるのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成のためには、周りにいる多くの人々と協力して、ゴールに向かって行動を実践しなければなりません。
つまり、周りのいる人々と同じ気持ちを継続することが必要となります。
もしも、志を異にすれば、その人は協力しなくなり、離れていくことでしょう。
私たちは、大勢の人の協力のもと、ゴールに向かって行動を続けていく必要があるのです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で