幸福とは、考えること、言うこと、することが釣り合っているときを言う。
by マハトマ・ガンディー
あなたは自分の考え、言葉、行動が同じですか?
タイトルの言葉は、インド独立の父 マハトマ・ガンディーの言葉です。
幸福な人とは、自分の考え、言葉、行動が釣り合っている人のことを言うのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、自分の頭で考え、それを言葉に出し、行動しています。
それはすべてが常に一致していると思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
ときには自分の考えとは裏腹、反対の言葉を発してしまうときもありますし、言葉どおりに行動していないこともあります。
例えば、自分の考えが少数派だと認識している場合、周りからの批判や孤独になることを恐れて、多数派の意見に合わせてしまったり、自分自身や相手を傷つけたくないがために、あえて嘘をついたりすることもありますよね。
また、自分の口で発した言葉と行動とが一致しないときもあります。
自分の目標や夢を語ったり、こうすべきだという考えを述べたとしても、それに行動が伴わないで、何も行動できない人もいるわけです。
つまり、自分の考え、言葉、行動が一致しないことが意外と多いことに気付かされます。
自分の考えや目標、夢をしっかりと持ち、それを言葉や文字で表現し、しっかりと具体的に行動できる人も世の中にはたくさんいます。
マハトマ・ガンディーは、そんな人こそ幸せな人だと述べています。
言葉と行動が一致するということは、自分の考えをきちんと周りにもアピールでき、努力することができる人ということになるので、幸福な人生へとつながるというわけです。
いくら頭の中で良いことを考えていたとしても、どんなに良い言葉を発したとしても、それを行動に移さなければ何の意味もありません。
行動が伴ってこそ意味があるのです。
常にこのことだけは忘れないようにしてください。
SDGsは、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも、立派な考えを持ち、立派な目標を掲げたとしても、行動が伴わなければ意味がないことだけは意識してください。
目標を掲げることがゴールではないのであって、具体的な行動をすることが重要だということは間違いありません。
SDGsの活動にいても、自分たちの考え、言葉、行動が一致して、初めて実効性ある活動と言えるわけです。
今後も具体的な行動をゴールに向かって継続できるよう、努力を続けていってください。
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