転ばぬ先の杖。
(ころばぬさきのつえ)
by日本のことわざ
あなたは、いつも準備を整えていますか?
タイトルの言葉は、おなじみの日本のことわざです。
このことわざの意味は、日本人ならばご存知のことと思いますが、「つまずいて転ばないように、前もって杖を持って歩く。つまり、あらかじめ失敗を防ぐための準備や用心をしておくべきである」という教訓です。
私たちは、夢や目標を持ったとき、「失敗を恐れずに積極的に行動しなさい」と言われますし、そのようなことわざや偉人たちの名言格言がたくさんあります。
失敗を恐れすぎて行動できないのは言語道断ですが、何も恐れずに突っ走ってしまうのも考えものです。
何も準備もせず、用心もせずに行動を起こすのは、単なる無鉄砲であり、失敗して痛い目にあうのが落ちというものです。
「失敗を恐れずに積極的に行動を始める」というのは、その準備のための行動を始めるということが重要です。
何の知識も技術もないままに、無謀な行動を始めよということではないのです。
万全の準備を整えた上で、行動を起こしましょう。
SDGsは、2030年に向かって、よりよい世界を作り出すための世界共通の行動目標です。
自分たちの目標を立て、その達成を目指すとき、いつ、どこで、どうやって実践するのか、あらかじめ計画を立てて始めなければなりません。
計画もなしに、いきなり行動を始めることは、決して懸命な方法とは言えません。心得ておきましょう。