私はその感動で泣いたのです。私の涙は金メダルの涙ではない。自分に勝てた感動で涙をこぼしたのです。
by遠藤幸雄
あなたは感動して涙を流したことがありますか?
見出しの言葉は、オリンピックの体操競技選手で、数々の金メダルを獲得した遠藤幸雄氏の名言です。
懸命に努力し、偉大な功績を残した成功者としての言葉であり、胸に響く名言です。
私たちは、大きな目標や夢に向かって懸命に努力します。
それは大きな夢や目標をつかむため、成功するためであることは言うまでもありません。
体操競技選手である遠藤氏にとっては、オリンピックで金メダルを獲得することが大きな夢であり、目標であったわけです。
そして、懸命に努力をし、本当に金メダルを獲得できたときの彼の気持ちを思うと、凡人には想像できないほどの達成感と感動を味わったことと思います。
しかし、彼は金メダルを獲得したことではなく、自分に勝てた感動で涙を流したと言っています。
体操競技は、個人競技なので、自分の身体と精神力が全てです。
つらい練習に耐え、強い精神力が維持できたことが「自分に勝てた」という意味であり、それが感動の涙へとつながっていくのです。
遠藤氏は、その後、何度も金メダルや銀メダルを獲得しているため、「自分に勝てた感動の涙」という意味がわかるような気がしますね。
SDGsは、地球規模で課題を解決する世界共通の行動目標です。
2030年の素晴らしい世界を創るための大きな目標達成に向けて、懸命に努力し、感動の涙を流せるように行動を積み重ねていきましょう。