いわゆる天賦の才に恵まれていると思ったことはないわ。仕事を心から愛して最善を尽くしただけよ。
byオードリー・ヘプバーン
あなたは、自分の仕事に最善を尽くしていますか?
見出しの言葉は、アメリカの女優 オードリー・ヘプバーンの名言です。
成功したのは、天賦の才ではなく、仕事に最善を尽くすことだという力強いメッセージですね。
私たちは、偉大な功績を残した成功者たちを見て、天賦の才を持った人物だと思いがちです。
つまり、生まれながらにして備え持っている才能、神様から与えられた能力を持った人だけが偉大な成功者になれるのだと思っていますが、果たしてそうでしょうか?
生まれ育った家庭や社会環境が大きく影響することは否定できませんが、大人になってからは、自分の行動次第です。
例えば、子供の頃に誰よりも走るのが速く、競争すれば誰にも負けない子だったとしても、その後、走る練習もせずに何の努力もしなければ、大人になってオリンピック選手にはなれません。
オリンピック選手に選ばれるのは、大人になってからもずっと努力を継続した人だけなのです。
つまり、天賦の才なんてものは、あまり意味がないのです。
もちろん、天賦の才というものを否定するわけではありません。
生まれながらにして才能を持った人、恵まれた環境にある人はたくさんいるはずです。
しかし、天賦の才があったとしても、それを生かすも殺すも自分次第であり、努力しなければ、努力し続ける人にいずれ追い抜かれてしまうことでしょう。
つまり、自分の仕事を愛し、やるべきことに最善をつくすことが成功への一番の近道なのです。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成を果たすためには、自分ができることに精一杯、最善をつくすことが大切です。
懐疑的な気持ちや批判的に考えているのでは、目標に向けての私たちの行動が鈍ってしまいます。
自分の信念に基づいて、自分のできることに一生懸命に取り組む姿勢こそが、未来の地球と人類を救うことにつながります。
自分の仕事を愛し、そして最善を尽くす。
それこそが、SDGsの行動そのものなのです。