上流が澄んでこそ下流も澄む。
by 韓国のことわざ
あなたの上司はどんな人ですか?
タイトルの言葉は、韓国に伝わることわざです。
川の上流がきれいで澄んでいるのなら、下流もきれいで澄んでいることから、上の立場の人が素晴らしい行動をすれば、下の立場の人たちも自然に素晴らしい人間になれるのだと述べた深いメッセージですね。
私たち人間は、数多くの人間関係の中で生きているわけですが、仕事などの社会活動においては、組織として行動することもあるわけです。
組織ということは、立場の上下関係や横とのつながりなど、人と人とのつながりやコミュニケーションが重要になるわけです。
組織において最も重要なのは、上に立つ立場の人間の考え方や行動になります。
上の立場の人間がしっかり機能し、正しい判断と行動をすれば、自然と下の立場の人間も同じように正しい判断と行動ができるようになるというわけです。
川の流れで例えてみますと、川の上流の水がきれいで澄んでいるのでしたら、それがそのまま下流に流れていくので、下流の水もきれいで澄んだ水になるのです。
反対に、上流の水が汚れていれば、下流の水も汚れたままで流れていくので、下流も汚れていくというわけです。
もしも川の途中で、汚れた水が入ってきたとしても、上流の水がきれいで澄んだ水であれば、汚れた水もきれいな水にかき消されて、きれいで澄んだ水に変わっていくのです。
つまり、上の立場の人間がしっかりしていて、正しい判断と行動力を持っているのであれば、下の立場の人間もこれに習って正しい判断力と行動力を持つようになるのです。
それこそが組織力と呼ばれるものなのです。
もしも上に立つ人間が悪い人間だとすると、たとえ下の立場の人間がどんなに善人だったとしても、悪に染まっていってしまいます。
もしくは賢い人間であれば、そんな組織から抜け出してしまうでしょう。
組織や団体というのは、そういう恐ろしい側面を持っていることを意識したほうが良いと思います。
それは会社などの大きな社会組織のみならず、友人関係などの小さな人間関係にも当てはまります。
不真面目で遊び呆けているような人たちと付き合えば、もともと真面目で誠実な人間だったとしても、不真面目な悪い人間に染まってしまうことはよくある話です。
反対に、もともと遊び呆けているような不真面目な人間だったとしても、真面目で誠実な人間ばかりの組織や団体の人たちと一緒に過ごすようになれば、真面目で誠実な人間へと変貌していくのです。
付き合う人間や、どんな組織の一員かによって、人間性が変わり、人生そのものが変わることもあり得ます。
そんなことも意識しながら、今後も生きていきたいものですね。
