名言集

人間が最も生きがいを感じるのは、自分がしたいことと義務とが一致したとき。

人間が最も生きがいを感じるのは、自分がしたいと思うことと義務とが一致したときだと思われる。
by神谷美恵子 著「生きがいについて」より

あなたは、自分のやりたいことをやっていますか?

見出しの言葉は、精神科医で作家でもある神谷美恵子氏の随筆「生きがいについて」の中の一節です。
まさに、人間の生きがいについて述べた深い名言ですね。

人間にとって、最も生きがいを感じるときはどんなときでしょうか?
人によって、それぞれ異なりますが、神谷美恵子氏の著書「生きがいについて」の中では、「自分がしたいことと義務とが一致したとき」だと述べています。

自分がやりたいことと、自分がやるべきこと、つまり義務が一致すれば、これほどの幸福感はないかもしれません。
自分の職業である仕事が、自分がやりたいことであれば、毎日が豊かで充実した気持ちになり、生きがいを感じることは間違いありません。
反対に、苦手なことや嫌な仕事を毎日続けていれば、生きがいを感じることはできないでしょう。
つまり、「やらされ感」を感じながら生きていくのはつらいことです。

自分のやりたいことを明るく楽しみながらやることができれば、幸福になるのは間違いありません。
あなたは、生活のため、家族のためにイヤイヤ働いていませんか?

生きがいを感じながら生きていけるよう、自分でも意識しながら生活するようにしてください。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
持続可能な社会を実現するためには、私たち一人ひとりが、生きがいを感じながら生きることができる社会を創り出していかなければなりません。
その前提として、貧困や飢餓、人権侵害や環境破壊などの課題を改善しなければならないわけです。
SDGsの目標を達成することは、私たちが人として生きがいを感じる社会を創り出すことだと言っても過言ではありません。

そのために、私たちは何をすべきか、何ができるのかを真剣に考える必要があるのです。

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