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正しいことをしていると、後から必ず風が吹いてくるもんなんです。by 鎌田實

正しいことをしていると、後から必ず風が吹いてくるもんなんです。
by 鎌田實

あなたは常に正しい道を選び、行動していますか?

タイトルの言葉は、医師として国際的にも活躍している鎌田實先生の言葉です。
正しいことをしていると、後になって必ず良い風が吹いてくるものだと述べた深いメッセージですね。

世の中のほとんどの人々は、真面目に正しい道を選んで生きていることと思いますが、時には不真面目になったり、間違ったことをする場合もあります。
例えば、健康を維持するためには、栄養バランスの摂れた食事と十分な睡眠、適度な運動をする必要があることは、誰もが知っています。
しかし、偏った食事をしたり、睡眠時間が足らなかったり、ほとんど運動をしないという人は、世の中にはたくさんいます。
健康に悪いと知りながらも、このような間違った日常生活を送っている人が少なくないのです。

しかし、自分の健康のために、食事や睡眠、運動に気を配り、健康維持に努めている人も大勢いることも事実です。
健康のために毎日、正しい行動をとって生活している人と、そうではない人と比べれば、後になって差が出てくるのは当然のことです。
半年や一年では、あまり差が見られないかもしれませんが、5年先、10年先にはきっと身体の変化が見られるはずです。

つまり、正しいことをしている人には、後から必ず良い風が吹いてきて、良い結果を得ることができるというわけです。
これは健康に限った話ではなく、何事にも、いろんな場面において、真面目に正しい行動をとり続けることは、必ず後になって良い結果をもたらすことにつながるはずです。

私たちはほとんどの場合、何が正しくて何が間違っているのか、わかっているはずです。
できれば、間違っているとわかっていることは、極力やらないように心がけたいものですね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの目標というのは、人間としての生きる上での正しい道を教えてくれる道しるべとも言える概念です。
人間にとって、差別や人権侵害、環境破壊、戦争やテロなどあってはならないことですが、現実には世界からこれらの課題が解決するどころか、ますます悪化しているのが現状です。
人々は、あってはならないことだとわかっているのに、解決できないのです。

なぜ解決できないのか、それは、課題を解決するのは自分ではなく、どこかの偉い人がやることだと考えているからです。
つまり、世界の課題は他人事だと思っており、自分の問題だと認識していないからです。

私たちに必要なのは、自分の課題として、自分が解決するんだという気概を持って、正しい行動をとり続けることなのです。
他人事ではなく自分事として、今後も生きていきましょう。

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