顔はいつも太陽の方へ。そうすれば影なんて見えないでしょ。
by ヘレン・ケラー
あなたはいつも太陽の方を向いて歩いていますか?
タイトルの言葉は、アメリカの作家で社会福祉活動家 ヘレン・ケラーの言葉です。
盲聾唖者として強く生きたのみならず、数多くの社会福祉活動に貢献した彼女の力強い深いメッセージですね。
もしも私たちが太陽に向かって歩き出したとしたら、影は自分の後ろにできます。
つまり、太陽の方を向いていれば、自分の影を見ることはできないのです。
私たちが明るい方へ向かって行動すれば、暗い部分は見えなくなり、常に明るい気持ちで行動できるというわけです。
私たち人は、自分にとって悪いことや不都合なことが起きたとき、または大きな失敗をしたときに、ひどく落ち込み、悩み苦しんでしまうときがあります。
そして、悪い方へ悪い方へと考えてしまいがちになり、ますます悪い方へと事が進んでしまうことがあるわけです。
そんなときこそ、希望に満ちた明るい気持ちになれれば、暗い気持ちや不安な気持ちが和らぎ、少し元気が出てくるということはよくある話です。
ジメジメした暗い部屋にいるよりも、太陽が照っている明るい場所にいる方が明るく前向きな気持ちになれるのと同じように、気持ちの持ち方一つで、私たちの考え方、行動が変わり、もっと言えば人生が変わるのです。
太陽に背を向ければ、自分の影が大きく見えてしまい、悪いことばかりが見えてしまい、暗い気持ちになってしまうのは必然的なのです。
悪いことが起きたときこそ、明るい方へ顔を向ければ、明るい気持ちになれるというのは、そういうことなのです。
太陽に向かって歩けば、暗い影は見えなくなることを、改めて意識しながら、今後も明るく前向きに生きていきたいものですね。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をしていると、思いどおりに事が運ばなかったり、目標達成が困難になったりして、暗い気持ちになってしまうことがあるかもしれません。
未来の地球と人類のために、困難な課題に果敢に挑戦しているので、思いどおりにならないのは至極当然のことです。
そんな暗い気持ちになったときこそ、気持ちを切り替えて、明るくプラス思考になるように心がけてください。
私たちは未来のため、少しでも良いことをしようと行動しているわけで、むしろ私たちは誇りに思うことが重要です。
目標達成を果たすことよりも、行動を継続していくことの方が、私たちにとっては必要な心構えであることを強く認識し、今後もできるだけ太陽に顔を向けながら生きていけるように努めてください。