偉人、著名人

その時点では実現不可能なことをまず言ってみる。by 永守重信

その時点では実現不可能なことをまず言ってみる。
by 永守重信

あなたは、今の時点で実現不可能なことを口に出したことはありますか?

タイトルの言葉は、日本電産の創業者 永守重信氏の名言です。
今の時点で実現不可能なことをまず言ってみることから、全てが始まるのだと述べた深いメッセージですね。

「実現不可能なことを口に出す」とはどういうことでしょうか?
それは、夢や目標を持つということと同義ですよね。

あなたが、「将来、こうなりたい」と夢を持ったとき、その夢はその時点ではまだ実現していません。
あなたが、「私の目標はこれだ」と決めたとき、その目標はその時点ではまだ実現していません。
つまり、夢や目標を持つことが、「今の時点で実現不可能なこと」を始める第一歩ということになるわけです。

もしもあなたが夢や目標を持ち、それを実現させたいと思ったなら、まずは口に出して言ってみてください。
恥ずかしければ、一人のときにそっと言ってみることから始めてもいいでしょう。
言葉で口に出すことで、それを自分の耳で聞いたことにより、脳がそれを意識し、その夢や目標がインプットされるわけです。

言葉で口に出す→耳で聞く→脳が意識する
という感じです。

頭で思い描いただけでは、口に出しておらず、耳も反応していないので、エネルギーとしてはまだ弱い状態ということになるわけです。

一人で口に出すことができたら、次は誰かに話してみましょう。
「今の時点で実現不可能なこと」を誰かに聞いてもらうことで、「やらなくちゃ」という決意が強くなり、モチベーションが上がるのです。
多くの人に話せば、情報提供してくれる人や協力してくれる人が現れるかもしれません。
そして、夢、目標の実現に向けての行動が始まり、続いていくというわけです。

「その時点で実現不可能なことをまず言ってみる」
ぜひ、実践してみてください。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの目標設定や活動をする際にも、ぜひともその目標を言葉に出してください。
声に出すことによって、周りの人々に周知させることができるので、やる気がみなぎってくるはずです。
口に出してしまえば、何もしないわけにはいかず、やらざるを得ない状況になりますし、周りの人々からいろんな協力を得られるかもしれません。

SDGsは、目標を設定する時点では、まだ目標を実現していません。
それゆえ、「実現不可能なことを口に出す」という今回の言葉にピッタリのメッセージですね。
まずは、あなた自身のSDGsの目標を決め、それを口に出すことから始めてみましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で