暗闇の中でも幸せを見つけることができる。明かりを灯すことを忘れなければ。
by J・K・ローリング
あなたは希望を捨てていませんか?
タイトルの言葉は、ハリー・ポッターシリーズの作者として知られているイギリスの作家 J・K・ローリングの名言です。
幸せとは希望を捨てないことだと述べた深い名言ですね。
まったく光のない暗闇の中では、何も見ることができません。
もしも暗闇の中に入ってしまったら、私たちは絶望して何もできなくなってしまうかもしれません。
しかし、たとえ暗闇の中でも、決して希望を捨ててはいけません。
何も見えないので不安になってしまいますが、手探りで何かを探せば、明かりが見つかるかもしれませんし、声を出せば、誰かが助けてくれるかもしれません。
絶望して何も探そうとせず、声も出さなければ、打開策はおろか、何も変わりません。
暗闇の中に入ったままの状態が永遠に続くだけなのです。
希望を捨てずに、少しずつでもいいから、手探りで何かを探す、声を出すといった行動を起こさなければ、何も変化はなく、沈んでいくだけなのです。
「暗闇」というのは、もちろん例え話であり、私たちが本当に暗闇に閉じ込められることはほぼないと思いますが、人生の中で絶望の淵に突き落とされるような気持ちになることはあるかもしれません。
災害や事件・事故などに遭い、たとえ絶望的と思えるような状況に陥ったとしても、本当に絶望してしまってはいけません。
きっと希望はあると気持ちを切り替え、自分を信じ、未来を信じて、生きていきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの17の目標は、世界に共通する深刻な課題を解決しようとする目標ですが、いわば暗闇に明かりを灯すような活動と言えるかもしれません。
貧困や飢餓、人権侵害、環境破壊などの問題は深刻であり、どの課題も解決するのは無理だと思いたくなるほど絶望的状況です。
しかし、本当に絶望してしまったら、決して解決することはなく、目標達成は不可能という結論になってしまいます。
希望を捨てることなく、目標に向かって歩み続ける姿勢が大切なんですね。