お母さんはあなたの漫画の世界で第一号のファン。これからもお母さんのために・・

お母さんはあなたの漫画の世界で第一号のファンになりました。これからもお母さんのために、面白い漫画をたくさん書いてください。
by手塚文子（手塚治虫の母）

あなたのお母様はどんな人ですか？ 大切にされていますか？

見出しの言葉は、漫画家 手塚治虫を育てた実母 手塚文子さんの言葉です。
手塚治虫が小学生の頃、授業中に漫画を書いていたら先生に見つかってしまいました。
母親が学校に呼び出されてしまい、母子ともにこっぴどく叱られたそうです。
その後、家に戻った後に母 文子が手塚少年に言った言葉だそうです。
母は、子供の一番の味方であり、理解者でもあり、深い愛情を感じる素敵な言葉ですね。
手塚治虫は、この言葉を胸に、その後も母に喜んでもらおうと、懸命になって漫画を描き続けたということです。

皆様のお母様はどんな人でしょうか？
母の愛は偉大です。
人は誰もが例外なく母のお腹から産まれてきました。
そのため、父親とは違う独特の愛情があるのかもしれません。

私たち自身も、母の愛情を深く感じ、母のために頑張ろうとか、母を喜ばせてあげたいと思うことがあります。
母を想う気持ちがとりわけ強い人は、世のため、人のため、社会のために一生懸命に働く人なのかもしれませんね。
なぜなら、母の一番の願いは、子供が活躍し、幸福になることなのですから・・・。

SDGsは、２０３０年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの１７の目標には、母という言語は出てきませんが、家族、母にまつわる目標も多々見受けられます。
貧困、飢餓、健康、教育、人権などは、母の存在なしには語ることができないものです。
また、母親を大切にできない人が、社会貢献活動であるSDGsの活動などできるはずがありません。
社会貢献とは、最も身近な存在である母や家族を大切にすること、喜ばせてあげること、ひいては幸福にしてあげることなのです。

母が子を想い、子が母を想う。
その気持ちが世界中に広がっていけば、世界はもっと平和に、そしてより良い社会に変わっていきます。
まずは、身近な存在である家族を大切にすることから始めていきましょう。