人は天才に生まれるのではない。天才になるのだ。
byシモーヌ・ド・ボーヴォワール
あなたは、天才は生まれつきのものだと思ってはいませんか?
タイトルの言葉は、フランスの哲学者 シモーヌ・ド・ボーヴォワールの言葉です。
天才とは、生まれつき持っているものではなく、生きているうちに天才になっていくものだと述べた深いメッセージですね。
あなたは、「天才」という言葉を聞くと、どんな人を思い浮かべるでしょうか?
アインシュタインなど、具体的な名前を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、天才とは、生まれた瞬間から持っている才能であり、生まれつき凡人は到底かなわない人物だと思ってしまいますよね。
また、常識にとらわれない人や、奇想天外な行動をとる人のことを天才と呼ぶ人もいます。
しかし、本当に生まれつき天才と判断できる人は、本当に実在するのでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんを見て、医学的にこの子は天才だと判断されたことなど、これまでに一度もありません。
また、天才と呼べる人の脳の構造が、普通の人とは全く違うなんてこともありません。
つまり、生まれつき天才の人など存在しませんし、天才と凡人の差なんて、医学的にも証明されてなどいないのです。
それでも、世の中には天才と呼ばれるような人が、少なからず存在します。
それは、普通の人よりも優れた能力を発揮したり、普通の人が思いつかないような発想や行動をしたり、普通の人には到底真似できないようなことができる人が、現に存在するからです。
しかし、そんな天才と呼ばれる人が、生まれつき天才だったのかと問われれば、実はそうではないことがほとんどのようです。
生まれ育った環境や、出会った人々とその人からの影響などによって、その人が持っている探究心に火がつき、深く没頭し続けることになった結果、普通の人よりも優れた能力を持つようになれたとも言えます。
天才とは、一つのことに精通し、凡人にはかなわないような優れた能力を発揮する人のことを指すわけですが、それは一つの出会い、きっかけがあり、偶然そのことに普通の人よりも没頭し続けた結果、天才と呼ばれるようになったとも言えるのです。
つまり、生まれつき天才なのではなく、生きているうちに一つのことに没頭し続け、一つのことを極めることができた結果とも言えるのです。
もしも生まれつきの天才が存在するのでしたら、一つの分野だけではなく、スポーツや芸術、学術に至るさまざまな分野に優れた能力を発揮するはずです。
しかし、世の中にそんな人は存在しません。
つまり、一つの分野に没頭し、努力をし続けたからこそ、天才と呼ばれるような人間になれたと言えるのです。
天才も凡人も同じ人間なのです。
努力、没頭、探究心の大きさ、深さによって、周りの人からどう見られるかが違うだけなのかもしれませんよ。
