何度学んでも悟らない人は、何度耕しても種を蒔かない人のようだ。
by ジェームズ・フィニー・バクスター
あなたは、学んだことを仕事に活かしていますか?
タイトルの言葉は、アメリカの実業家 ジェームズ・フィニー・バクスターの言葉です。
学んでも、それを活かさない人、悟らない人は無意味だと述べた深いメッセージですね。
私たち人は、子供の頃からいろんなことを学びながら成長していくわけですが、何のために学ぶのか?
それは、生きていくために必要だから学ぶわけです。
文字の読み書きができない人や、簡単な計算もできない人は、仕事をすることはおろか、普通に生きていくことも難しいでしょう。
だからこそ、私たちは子供の頃から一生懸命に勉強をするわけです。
こんなことは当たり前じゃないかと言う声が聞こえてきそうですが、大人になると案外こんな当たり前のことを忘れがちになります。
大人になってから、多くの資格を取ったり、本をたくさん読んで学んでいる人がいますが、何のために学んでいるのかを忘れてしまって、学ぶことそのものに満足している大人がたくさんいます。
どんなに一生懸命に畑を耕しても、種を蒔かなければ作物は育ちません。
どんなに一生懸命に学んだとしても、それを仕事や日常生活に活かさなければ意味はありません。
せっかく貴重な時間を使って学びを続けているのですから、それを人生に活かすように努めてください。
学ぶことは自分の心を豊かで充実したものにしてくれると同時に、自分を成長させてくれるものです。
せっかく学んでいるのですから、それを世のため人のため社会のために活かすようにしてください。
一生懸命に畑を耕しても、種すら蒔かないような無駄な行動はやめましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動の際にも、自分の学んできたことや得意なことを十分に活かせるように行動することが大切です。
つまり、自分が苦手なことに挑戦したり、新たなことを学びながら活動するのではなく、自分が持っている能力や得意分野のことに取り組むほうが効率的ですし、面白く感じながら楽しめるはずです。
新たなことに挑戦することが決して悪いことではありませんが、せっかく持っている能力やこれまでの学びがあるのですから、それを十分に活かさない手はありません。
もちろん、新たなことを学びながら活動しても構いません。
学んだことを活かせるのであれば、学ぶ価値があるわけですし、社会貢献にもつながるからです。
いずれにしても、学ぶことは社会のためなのだという意識を忘れずに、今後も学びを続けていってください。