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貧乏のいいところは、泥棒の恐れがないことだ。byアルフォンス・アレー

貧乏のいいところは、泥棒の恐れがないことだ。
byアルフォンス・アレー

あなたは、何かに怯えながら生きてはいませんか?

タイトルの言葉は、フランスの作家 アルフォンス・アレーの名言です。
貧乏のいいところについて、皮肉を込めたユニークな名言ですね。

私たち人は、誰もがお金持ちになりたいと思っています。
大金持ちにはなれなくとも、貧乏にだけはなりたくないと願っているはずです。

フランスの作家 アルフォンス・アレーは、「貧乏のいいところは泥棒に入られる恐れがない」と、皮肉を込めて述べています。

確かにそうですよね。
泥棒の立場になって考えてみれば、貧乏な家にわざわざ盗みに入ろうとは思いません。
危険を冒して他人の家に忍び込んで、金目の物を盗もうと企んでいるわけですから、泥棒から見たら、お金持ちの家に忍び込もうと思うのが当然のことです。

お金持ちの人から見れば、高価なものが家にあれば、いつ泥棒に入られるか不安になりますし、泥棒と鉢合わせでもしようものなら、命の危険もあるかもしれません。
警備のための余計な費用までかかってしまうこともあります。

それに、お金持ちは、周囲の人達から妬まれたり、嫌味を言われたりして、嫌われる可能性も高いのです。

その点、貧乏人は安心です。
泥棒に入られる心配はほとんどありませんし、人に妬まれることもありません。

つまり、お金持ちだから幸福とは限らず、貧乏だから不幸とは限らないのです。
お金さえあればよいということではないですし、お金が人生の全てではないのです。
ものは考えようということですね。
私たちは、それぞれが身の丈に合った暮らしをすればいいのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い社会を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの目標1は、「貧困をなくそう」です。
今回のキーワードは「貧乏」ですが、この「貧困」とは、全く別次元の話です。
世界には、住む家もない、着る服もない、トイレも安全な水もない、食べるものすらないという人々がたくさんいます。
戦争やテロ、人権侵害や弾圧など理由は様々ですが、毎日の生活にさえ困窮している人々が世界中にはたくさんいるのです。
子どもたちは学校にも行けず、大人も仕事には就けず、本当に困窮している人々が現実に存在するのです。

私たちは、貧乏にはなりえても、貧困にまで陥ってしまっては、生きていくこともままならない状況になってしまうわけです。
私たちに何ができるのか、真剣に考えてみましょう。

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