偉人、著名人

未知の世界を探究する人々は、地図を持たない旅行者である。by湯川秀樹

未知の世界を探究する人々は、地図を持たない旅行者である。
by湯川秀樹

あなたは、探究心を持っていますか?

タイトルの言葉は、京都大学名誉教授で物理学者の湯川秀樹博士の名言です。
日本人として初めてノーベル賞を受賞した偉人の深い名言ですね。

世の中にないものの発明やイノベーションを起こそうと日々探究心を持っている人は、地図を持たない旅行者と同じであると湯川博士は述べています。

誰も成し遂げたことがないことを研究しているわけですから、参照すべき文献があるわけではありません。
未知の研究や実験を繰り返しながら、失敗を積み重ね、試行錯誤しながら少しずつ成果を上げていこうとするわけですから、並大抵の努力では達成は困難だと想像できます。

しかも、ゴールが明確に見えているわけではないので、自分たちのやっている研究が全て水泡に帰す可能性もあるわけで、強い精神力の持続が必要なことは容易に想像できるわけです。

こうした偉大な人物の努力のおかげで、私たちは便利で有意義な生活を送ることができるわけですから、本当に感謝しなければなりません。

私たちが旅をするとき、もしも地図も標識もない状態では、行き場所に迷ってしまい、その不安は計り知れないほど大きくなってしまいます。
偉大なる発明家は、そんな日々を毎日探究しながら実験、研究を続けていたのですから、本当に頭が下がる思いです。
時には、私たち自身も、少しでも探究心を持ち、地図を持たない旅をすることも人生においては必要なのかもしれませんね。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsは、私たちの未来を思い描くことなので、ある意味では地図のない旅とも言えるのかもしれません。
将来がどうなるのかは誰にもわからず、未知の世界を思い描いて行動を実践していくのがSDGsの本質です。

SDGsは、目標を明確に設定し、その達成に向けて行動を実践していくので、はっきりとした地図ではなくても、ぼんやりとした地図は見えていなければ、私たちのモチベーションは上がりません。
私たちの将来をぼんやりとでも思い描きながら、目標達成を目指し、行動を実践、継続していきましょう。

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