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奉仕は愛情の最高表現であり愛は受けるよりも与えることを喜ぶ。by岡倉天心

奉仕は愛情の最高表現であり、愛は受けるよりも与えることを喜ぶ。
by岡倉天心

あなたは愛を与えていますか?

タイトルの言葉は、思想家で文人の岡倉天心の言葉です。

私たちは人生の中で、数多くの人々のお世話になりながら生きています。
生まれてからずっと、誰かのお世話になりながら生きているわけです。
自分ひとりで生きていくことなど絶対に不可能です。

誰かのお世話になりながら生きているということは、自分自身も誰かの役に立つ存在、誰かを喜ばせる存在であることを意味しています。

つまり、奉仕ということです。
そして、岡倉天心は、奉仕の最高の表現方法が、愛情を注ぐことなのだと述べています。

誰かのために尽くしたり、役に立てるということは、人生の喜びであり、最高の幸福なのです。
もちろん、誰かから愛情を受けることも幸福なことですが、愛情を注ぐことができるのはもっと幸福なことなのです。

なぜなら、愛情を注ぐことができるということは、人として信頼され尊敬されている証でもあるからです。
愛情を受けている人は、そのときは幸福な気持ちかもしれませんが、もしかしたら、直前までつらく恵まれない境遇だったかもしれませんから、決して最高の幸福とは言えないのです。

誰かのために奉仕するということは、人間の行動として最高の幸福であることを心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの行動実践は、奉仕の精神そのものです。
人を喜ばせ、人の役に立つことが最高の幸福だとしたら、SDGsの行動を続けることができる人は、最高に幸福な人だと言えます。

私たちの心の中に「誰かを喜ばせたい」「誰かの役に立ちたい」という感情があふれ、そんな人々が世界中に増えていけば、世界は必ず変わります。

誰の心にも、「奉仕の心」は必ず持っています。
そんな優しい気持ちを大いに発揮して、より良い世界を創り上げていこうではありませんか?

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