偉人、著名人

一所懸命に説得すればするほど、人は説得されまいと拒絶しようとする。

一所懸命に説得すればするほど、人は説得されまいと拒絶しようとする。
byマーク・ゴールストン

あなたは誰かを説得しようとしていませんか?

タイトルの言葉は、アメリカの精神科医で著述家でもあるマーク・ゴールストンの名言です。
他人を説得することの難しさ、他人の行動を変えることの難しさを述べた深い名言ですね。

私たちは、しばしば誰かを説得するときがあります。
過ちを犯そうとしている人、犯してしまった人はもちろんのこと、夢や目標に向かって努力しようとしている人を、「それは無理だからやめなさい」と自分の思いを押し付けようとすることがあるのです。

しかし、よくよく考えてみると、説得された相手が、「はい、わかりました。あなたの言うとおりです」と素直に応じることがあるでしょうか。
ほとんどの場合、あなたの説得に不快感を覚え、反発することが多いのではないでしょうか?
たとえ、「はい、わかりました」と言ったとしても、それは本心ではなく、形式上、その場を収めるために言っただけのことです。

人は誰もが自分の信念に基づいて行動しています。
そのため、誰かに反対されたり、批判されたくないのです。
本当は、逆に背中を押して応援してもらいたいと思っているはずです。

あなただって、自分が目標に向かって行動しているときに、だれかに批判されたり反対されたら、嫌な気持ちになるでしょう。
それは相手も同じなのです。

他人の気持ちや行動を変えることは非常に困難です。
説得しようとすればするほど、相手は拒絶するということを覚えておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの行動目標は、個人や団体がそれぞれ独自に設定し、行動計画を立てて実践を継続していきます。

もしも第三者に「そんな目標は無理だ」なんて言われたとしても、気にすることはありません。
また、仲間内で批判的な言葉を発したり、非協力的な人がいたとしても、やっぱり気にする必要はありません。
そんな人たちを説得しても、気持ちが変わることはないでしょうし、いちいち気にしていたら、私たちは何も行動できなくなってしまいます。

周りの声など気にせずに、自分たちは自分たちの信念に基づいて、一生懸命に努力を重ねることが、私たちの誇りとなり、目標達成へと近づいていくのです。

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