何かができる環境にある人よりも、やる気がある人のほうが、事を成就する。
byアルゼンチンのことわざ
あなたは、やる気に満ちあふれていますか?
タイトルの言葉は、アルゼンチンに伝わることわざです。
成功をつかむのは、恵まれた環境にあるかどうかではなく、当人のやる気であるという素晴らしい名言ですね。
人間社会には、大きな仕事を成し遂げる人とそうでない人がいます。
その違いはいったい何でしょうか?
恵まれた環境にある人、例えば、お金もたくさんあり人材や設備もたくさん抱えている人が大きな仕事を成し遂げることができるのでしょうか?
いいえ、違いますよね。
たとえお金がなく、協力してくれる人もおらず、何にも持っていない人だとしても、「絶対に成し遂げる」とやる気に満ちあふれている人こそ、大きな仕事ができるのです。
やる気に満ちている人は、どうすればよいかを考え、知恵を絞って積極的に行動を開始し始めます。
すると、そのうちに一緒に協力してくれる人が自然に集まってきますし、お金だって何とか集まってくるものなのです。
要は、当人の行動力と熱意が周りの人を動かし、そのうち良い環境を作り出していくというわけです。
お金にも人材にも恵まれ、せっかく良い環境の中にいたとしても、それを動かす原動力がなければ、事は何も始まらないのです。
自動車は、燃料と運転手がいなければ動かすことができません。
それよりも、一生懸命に自転車のペダルをこいでいる人の方が、目的地に早く着くことができるのです。
心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標を設定する場合、「お金がない」とか「人材がいない」といった条件を満たさないからという理由で断念するようなことは避けてください。
SDGsは、「2030年にはこうありたい」という目標であり、現在から起算して目標を設定するものではないのです。
当人もしくは組織にやる気があって、積極的に行動を開始すれば、協力してくれる人が必ず現れます。
「将来こうありたい」という目標を、現在の状況や環境だけで判断するのは誤りです。
時代は刻々と変化し続けています。何が起きるかわかりません。
将来のあるべき姿をワクワクしながら、行動を開始しようではありませんか。