ことわざ

誠実、慈愛、自由、勇気の四つの徳目のうち、三つ欠く者は紳士と呼ぶに値しない。

誠実、慈愛、自由、勇気の四つの徳目のうち、三つ欠く者は紳士と呼ぶに値しない。
byイギリスのことわざ

あなたは、紳士または淑女たる行動をしていますか?

タイトルの言葉は、イギリスに伝わることわざです。
人間としてどのように生きるべきかを説いた深い名言ですね。

イギリスのことわざでは、紳士たる者は、誠実、慈愛、自由、勇気の4つの徳を持つことが理想とされています。
この4つの徳のうち、3つ欠いてしまえば、それは紳士と呼ぶに値しないと説いています。
つまり、4つのうち、1つだけでは紳士とは呼べないと言うのです。
もっと言えば、4つのうち、2つ以上持っていれば紳士と呼ぶにふさわしいということのようです。

本来ならば、4つの徳すべてを常に持ち合わせていることが理想の生き方ではあります。
しかし、日々の生活の中で、時には不誠実であったり、愛せなかったり、不自由であったり、勇気が出なかったりすることは誰にでもありえます。

それでも、何をするにも、どんな境遇になろうとも、4つの徳のうち3つ以上を欠くような行動は厳に慎むべきだと、イギリスのことわざは説いているわけです。

ことわざでは、「紳士」という言葉を使っていますが、これはもちろん男性に限った話ではありません。
淑女たる女性にも同じことが言えるはずです。

私たちは、何をするにも、誠実、慈愛、自由、勇気の4つの徳を意識して生きていくことが必要だという戒めなのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの行動実践は、まさにこの4つの徳が必要だと言えます。

目標達成のためには、誠実に行動しなければならないのは当然のことですし、世界中の人々に対する慈愛の精神も必要です。
そして、どんな目標を立て、どんな行動をとるのかはそれぞれの人の自由であるべきで、そして行動には勇気が要ります。
つまり、SDGsの行動実践する人は、紳士、淑女そのものなのです。

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