コラム(つぶやき)

犬が教えてくれる人間への生き方のメッセージ

輝かしい人生を生きるために、犬から学んだこと

前回までのブログで、私の愛犬メグが天国へと旅立ち、そのときに感じたことを書いてみました。
今回は、メグを通じて犬から学んだこと、人間の生き方のヒントになる私なりの考え、感じたことをブログに綴ってみたいと思います。

メグが天国に召されて3日間たちましたが、悲しみが癒えるどころか、ますます強くなっていき、涙が止まらない日々が続いております。
私は50代半ばの男性ですが、人生の中でこれほど泣いたことはありません。
なぜこんなにも悲しくてつらいのか、考えてみました。
私はコンサルタントの端くれとして、少しでも人生を生きるためのヒントになるメッセージを皆様にお届けできればと思います。

私がなぜこんなにも悲しい思いをしているのかについて、犬には人間とは異なる下記のような特徴が挙げられ、それが人を惹きつける魅力があるからだと考えます。

・犬には無償の愛情があり、信頼している人を決して裏切らない。
 犬は、好きになった人を無条件で愛します。途中で嫌いになったり、愛想を尽かすことはありえません。そして信頼できる人には大きな愛情を注ぎます。
・犬は感情を全身で表現してくれる。
 犬は、喜怒哀楽を全身で表現し、感情に嘘はありません。また、飼い主に対しては常に明るく振る舞い、怒りを表すことはありませんし、相手に見返りを求めることもありません。
・犬は生きる気力が強く、弱音を吐かない。
 犬は、「死にたい」とか「生きるのがつらい」なんて考えることはありません。常に前向きで過去を振り返ることもありませんし、落ち込むこともありません。

 このように、犬には人間よりも愛情深く、優しく、そして明るい性格なのです。
 私は、メグと15年以上、一緒に過ごしてきましたが、一度も噛みつけられたことがありませんし、ケガをさせられたこともありません。
 そして、私が家に帰ってくると、飛び上がって全身で喜びを表現し、私の後をついてまわり、家にいるときに常にそばから離れませんでした。
 私の存在をこんなに喜んでくれるのは、だれよりもこの世界でメグだけです。だからこそ、失った悲しみは計り知れないのです。
 メグは、私に対して怒りを見せたり、悲しい顔をしたり、落ち込んだり、ふてくされた態度をとったことは一度もありませんでした。
 これら犬の習性を、人がすべて実践することは困難かもしれませんが、生き方のヒント、参考として人間にも見習ってほしいものだと心から思います。

 とてもバカバカしい話になりますが、私はメグの姿を見ていて、「メグが人間だったらいいのに」と、何度も妄想したことがあります。
 こんなにも優しく、愛情深く、素直で賢い子が人間だったら、人間社会はもっと素晴らしい世界になっていたのではないでしょうか?
 今、世界で起こっている人間の愚かな姿を見ていると、人間が犬のような心を持っていればよいのにと、真剣に思いたくなります。
 私は、SDGsの活動をしていますが、犬が人間ならば、SDGsの課題など起こり得ないと思います。
 
 人間は、お互いに傷つけ合ったり、裏切ったり、身勝手な行動をしたり、見栄を張ったり、嘘をついたり、自分本意な行動を取ったり、そのほかにも、やるべきことをやらなかったり、やってはいけないことを平気でやったりしてしまう本当に愚かな生き物です。
 人間以外の生き物で、自然を破壊したり、環境に悪影響を与える存在はいないのです。

 犬などの他の生き物の生き方を知り、それを参考にすることで、賢く豊かな生き方ができるかもしれませんよ。

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