自分の人生がないと、他人の幸福を嫉妬しがちである。
by 國分康孝
あなたは他人に嫉妬したり、うらやましいと思ったことはありますか?
タイトルの言葉は、東京成徳大学名誉教授などを務めた心理学者 國分康孝先生の言葉です。
自分の人生を生きていないから、他人の幸福を嫉妬してしまうのだと述べた深いメッセージですね。
私たちは、成功した人や幸福な人を見ると、うらやましいと思ってしまったり、嫉妬の気持ちを持ってしまうことがありますよね。
自分自身は何も成し遂げておらず、幸福でもないのに、「なぜあの人だけ幸福なのだろう」などと、憤りを感じたり、妬ましい気持ちになってしまうことがあるわけです。
もしも幸福な人や成功している人を見て、「妬ましい」とか「うらやましい」という気持ちになったとしたら、あなた自身が自分の人生を生きておらず、信念を持って生きていないのかもしれません。
もしもあなたが夢や目標に向かって、一生懸命に努力しながら生きている人だとすれば、誰かの幸福や成功を妬ましいとは思わないはずです。
また、今を大切にしながら、信念を持って生きている人であっても、誰かを妬ましいとは思わないでしょう。
もしも、夢や目標を持って努力している人や信念を持って生きている人であれば、誰かの成功を「おめでとう」と共に喜んだり、祝福しようという気持ちになるはずなのです。
例えば、親友の結婚や成功を目にしたとき、心から「おめでとう」という気持ちになったり、共に喜びを分かち合うような気持ちになることがあると思います。
そんなときは、あなた自身も幸福であり、充実した人生を生きているからこそ、親友の幸福を心から祝福することができるのです。
もしもあなたが不幸な状態で、人生のどん底にいて、将来に希望がない状況であれば、たとえ親友であっても、祝福する気持ちにはなれず、「なんであいつだけ」と、妬ましい気持ちに陥ってしまうかもしれません。
人は本来、誰かを喜ばせたり、人の幸福を願うのが正常なのです。
あなた自身も、家族や親友の幸福を心から望んでいるはずです。
誰かの幸福を嫉妬するというのは、自分の心の状態が正常ではなく、弱っている状態だとも言えるわけです。
他人に嫉妬したり、うらやましいと思ったときは、自分自身を見つめ直し、考え方や生き方を改める時期なのだと意識してみてください。
私たち人間は元々、誰かを幸せにしてあげたいとか、誰かの役に立ちたいという気持ちを持っています。
そのため、誰かに嫉妬している状態であれば、それはあなた自身の心が弱っている異常な状況であり、自分の人生を生きていない証なのです。
誰かの幸せを願い、心から祝福できるような人間になるためにも、自分の信念を持ち、自分の人生を歩んでいきましょう。
