偉人、著名人

ありのままの自分を出すほうが、 自分をいつわって見せるよりも得るものは大きい

ありのままの自分を出すほうが、
自分をいつわって見せるよりも得るものは大きい。
byフランソア・ド・ラ・ロシュフコー

あなたは、ありのままの自分を出して、生きていますか?

タイトルの言葉は、フランスの貴族で文学者のフランソア・ド・ラ・ロシュフコーの名言です。
「ありのままの自分」を出して生きることの大切さを述べた深い名言ですね。

人間には、周りの人たちからよく見られたいと思う気持ちがあります。
いわゆる「見栄を張る」と思う感情、虚栄心です。

「自分はすごい人なんだ」「他の人よりも優れている」と周りの人から思われたいと言う気持ちは、誰もが少なからず持っているものです。

しかし、私たちは、自分の弱みや劣等感を隠そうとすればするほど、ボロが出てしまうことがあります。
いつも背伸びをしながら歩いているようなもので、そんな生き方は長続きしないのです。
虚栄心は、ある意味、偽りの自分の姿であり、周りの人に嘘をついている行為と同じなのです。
嘘をついているということは、その嘘を隠すためにまた次の嘘をついてしまうことになり、自分がいっそう苦しむことにつながります。

虚栄心を張るよりも、ありのままの自分をさらけ出してしまう方が楽に生きられます。
自分の短所や弱みを周りにさらけ出すことで、人間らしさや親しみさが感じられ、周りの人から信頼されるのです。

いわば「自分の弱さを受け入れ、さらけ出せる人こそ真に強い人間」だと言えるわけです。
私たちは、背伸びをしながら生きていく必要はないのです。
短所や弱さも含めて「ありのままの自分」を受け入れ、さらけ出して生きていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標設定も、虚栄心をはらずに、ありのままに、できることを正直に発信することが大切です。
見栄を張って、出来もしない目標、やる気もないような高い目標を掲げる必要なんてないのです。
自分たちにも可能な、手が届きそうな目標を掲げながら、ありのままに行動を継続していくという姿勢が大切なのです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で