絶え間ない不安に陥るよりは、一度だけ苦しむ方がいい。
by ガイウス・ユリウス・カエサル
あなたは、長年に渡って不安を抱えながら生きていませんか?
見出しの言葉は、古代ローマ期の政治家で文筆家でもあるガイウス・ユリウス・カエサルの言葉です。
絶え間ない不安をずっと抱えているよりも、一度だけ苦しむ方がいいと述べた深いメッセージですね。
私たちは、絶え間ない不安を抱えることがありますよね。
例えば、病気や障害を抱えており、将来どうなってしまうんだろうかと不安になったり、今、生きている環境や家族について不安に思うことがあったりなど、絶え間ない不安を抱えて苦しんでいる人が数多くいます。
また、世界に目を向けると、戦争やテロによって、住む場所や家族を失ってしまったり、満足な教育や医療・福祉を受けられずに苦しんでいる人も数多く存在するわけです。
このように、絶え間ない不安を抱えるというのはとても苦しいものです。
なぜなら、そのような状態は暗い闇のようなトンネルに入ったまま、光が見えない状態に等しいからです。
このような不安がいつまで続くのかわからない状態ほど苦しいことはないのです。
絶え間ない不安が続くくらいなら、一度の苦しみを味わって、その不安を解消する方が良いはずです。
もしも病気になったら、病院で治療を受ける人が多いと思いますが、病気を抱えたまま不安な状態を過ごすよりも、病院で一度だけ苦しい思いをしてでも治療したほうがいいのと同じです。
絶え間ない不安を抱えている人は、それを解消する方法を模索してみましょう。
その解消方法は、もしかしたらあなたにとって苦しいことかもしれませんが、将来ずっと続くよりもマシなはずです。
光が見えない、ゴールが見えない状態が続くことのほうが、きっと苦しいはずです。
闇の中から光を探すように、絶え間ない不安からどうすれば逃れられるかを考えた方が賢明な生き方と言えそうです。
覚えておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が提唱している世界共通の行動目標です。
SDGsは、文字どおりゴールを設定し、その達成に向けて行動する目標ですが、「本当に実現できるのだろうか」とか「達成できなかったらどうしよう」などと不安に思うこともあるかもしれません。
しかし、そんな不安は無用です。なぜなら、あなた一人が不安に思うことはないのです。
SDGsの活動は、不安を抱えながら実践するのではなく、今できることを一生懸命に取り組むという姿勢が大切なのです。
そうすれば結果は後から付いてくるのです。
たとえ、目標達成が叶わなくても、それは仕方ありません。
行動を継続することが大切だということを決して忘れないように、今後も活動を継続していってください。