偉人、著名人

一人では何もできぬ。しかし、まず誰かが始めなければならぬ。by 岸田國士

一人では何もできぬ。しかし、まず誰かが始めなければならぬ。
by 岸田國士

あなたは、最初に始める人になれますか?

タイトルの言葉は、劇作家で演出家でもある岸田國士(きしだくにお)の言葉です。
人は一人では何もできないけれど、まず誰かが始めなければならないと述べた深いメッセージですね。

人間は長い歴史の中で、数多くの偉大な発明を輩出してきましたし、偉大な功績を残した人がたくさんいますよね。
歴史に名を残すような偉大な人物も、決して、その人一人だけの実績で偉業を成し遂げたわけではありません。
周りにいる多くの人たちの協力があってこそ、成し遂げられたことは間違いありません。
家族はもちろんのこと、友人や同業者など、数多くの人の手助け、協力があったからこそ偉大な功績を残すことができたはずです。
その人一人だけで、偉業を成し遂げた人など、一人もいません。

人間は一人では何もできません。
何もできないというのは、言い過ぎかもしれませんが、一人の力では限界があるのは事実です。
しかし、一人では何もできなくても、誰か一人が始めなければ、何も始まらないというのも事実です。
初めの一歩を踏み出す人がいなければ、何も起こらないということです。

誰かが初めて行動を起こすからこそ、それに協力しようとする人が現れるわけです。
その最初に行動を起こすというのが、とても困難なことなのです。
誰もやったことのないことをやろうとするわけですから、それをやろうと言い出すのはとても勇気が要ります。周りからおかしな奴だと言われるかもしれません。
だから難しいのです。

例えば、皆さんも、大勢の人の中から、一人だけ手を上げた勇気のある行動をしたことがある人は、おそらく少ないでしょう。
でも、一人が手を上げると、次々と手を上げる人が現れるという光景が見られるのもよくある話です。
それだけ、最初の一人になるというのは難しいことなのです。
あなたも勇気を出して、最初の一人になってみませんか?

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が定めている世界共通の行動目標です。

SDGsの活動は一人でも始めることはできますが、一人の力では限界があるのも事実です。
また、誰かと協力しなければできないこともたくさんあります。
また、団体で行動する場合にも、最初のきっかけや言い出しをするには、かなりの勇気が必要になります。

SDGsは、未来の地球と人類がよりよい社会になるための行動なので、誰かが始めなければ何も始まらないわけで、世界中の人々が他人事だと思っていたのでは、何も変わらないのです。
私たちは、一人では何もできないけれど、誰かが始めなければならないわけです。
私たち一人ひとりがそういう意識を持っていれば、少しずつ社会が改善していくのではないでしょうか?

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