人間はコンピュータとは違って揺れ動いてますよね。なので、その時々によって違って見えてくることがある。
by 赤瀬川原平
あなたの心は揺れ動いていますか?
タイトルの言葉は、芸術家、著述家として活躍した赤瀬川原平氏の言葉です。
人間はコンピュータではないので、そのときどきによって違って見えることがあり、心が揺れ動いているものだと述べた深いメッセージですね。
コンピュータやスマートフォンなどの電子機器を毎日のように使っている人は多いことと思いますが、電子機器は、同じ動作をすれば、同じように機能するのが当然です。
例えば、「1」という数字を入力すれば、画面には「1」という数字が現れ、他の数字や文字が表示されることはありません。
他の電気製品や機械類も、同じ動作をすれば同じ機能が表れることは、故障でもしない限り当然のことと言えます。
しかし、人間の心は、コンピュータのように、全く同じになるとは限らないのが現状のようです。
例えて言うならば、昨日まで親切で良い人だと思っていた人が、今日になって非常に嫌な性格を見てしまい、突然嫌いになることはよくある話です。
また、夢中になっていた趣味や娯楽を、いつの間にかやらなくなったり、好きだった俳優や歌手について、いつの間にか興味がなくなってしまうことも多々あることと思います。
食べ物に関して言えば、嫌いだった食べ物をいつの間にか食べられるようになったり、反対に好きだった食べ物を全く受け付けなくなることもよくある話です。
このように、人間はコンピュータのように、全く同じ気持ちや行動をとるとは限らないことがよくあるのです。
だからといって、それが悪いことでは決してないので、落ち込んだり、寂しい気持ちになる必要はないと思います。
好きだったものが嫌いになったり、嫌いなものを好きになるのは、経験や成長によって変わるのは自然の流れとも言えます。
むしろ、過去から今になるまで、ずっと何も変わらないほうが不自然かもしれません。
私たち人間は機械ではなく、感情のある生き物であり、日々成長するものです。
経験や年齢によって、ものの見方や考え方、とらえ方が変わるのは自然なことと受け止めながら、生きていくことが肝心です。
日々の生活の中で、人間関係も変わりますし、生きている環境や見えている景色も変わるものです。
子供の頃に友達だった人と疎遠になることが決して悪いことではなく、むしろ自然なことなのです。
興味関心のあるものが変わるのも自然なことです。
それこそが、私たちが日々成長している証とも言えるのです。
