貧しい人は、限りない欲を持ち、いくら物で満たされても満足しない人たちだ。
by ホセ・ムヒカ
あなたはお金やモノが欲しいですか?
タイトルの言葉は、ウルグアイの政治家で大統領を務めたホセ・ムヒカの言葉です。
貧しい人というのは、限りない欲を持ち、いくらお金やモノで満たされていても、満足しない人のことだと述べた深いメッセージですね。
世の中には富める人もいれば貧しい人もいて、人それぞれが自分の人生を生きているわけですが、皆様は貧しい人と聞くと、どんな人を思い浮かべるでしょうか?
きっとお金がなくて苦しい生活をしている人や、小さな家に住んでいて、あまりモノを持っていない人を想像することでしょう。
反対に裕福な人とは、大きなお屋敷に住み、高級な車を持ち、高級ブランド物を身に着けている人のことを思い浮かべることでしょう。
ウルグアイの大統領を務めたホセ・ムヒカは、貧しい人とは、お金やモノを持っていない人のことを指すのではなく、限りない欲を持ち、どんなにお金やモノを持っていても、満足しない人のことを指すのだと述べています。
つまり、どんなに経済的に恵まれていても、常に金銭欲や物欲であふれ、心が満たされていない人は貧しい人だということです。
たとえお金やモノを少ししか持っていなくても、そんな生活で満足し、心が満たされている人であれば、それは貧しいとは言えないのです。
必要最低限のお金とモノさえあれば、それで十分だと考え、質素な生活をしている人も世の中にはたくさんいます。
反対に、どんなに多額のお金を所有していたとしても、「あれも欲しい、これも欲しい」と、限りない欲望を持ち続けて、無駄なものや使わないものまで買い漁るような生活をしている人も大勢います。
どちらが貧しい人かと言えば、間違いなく後者であることは言うまでもありません。
お金をたくさん持っていたり、高級なものをたくさん持っている人が裕福なのではありません。
心が金銭欲や物欲で満たされていて、常に欲望を追い求めているような人であれば、それは裕福とは言えないのです。
したがって、貧しさというのは、その人の性格や虚栄心の強さから生じるものであり、お金やモノの量ではないのです。
しかし、世の中にはお金やモノを本当に持っておらず、本当の意味で貧しい人も数多く存在していることも決して忘れてはいけません。
世界中を見渡してみると、戦争やテロで住む場所や財産を失った人や、どんなに働いても貧乏な生活をせざるを得ない人もたくさんいます。
そんな人たちは、もちろん欲望にあふれ、心が満たされない人たちであり、こんな人々をなくすことは、SDGsの目標の一つでもあり、社会を改めていかなければなりません。
私たちにとって貧しさとは、お金やモノを持っていないことではなく、常に限りない欲を持ち続け、心が満足できないことだということは覚えておくと良いでしょう。
