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自己の向上を心がけている者は、けんかなどする暇がないはずだ。byエイブラハム・リンカーン

自己の向上を心がけている者は、けんかなどする暇がないはずだ。おまけに、けんかの結果、不機嫌になったり自制心を失ったりすることを思えば、いよいよけんかはできなくなる。
byエイブラハム・リンカーン

あなたは誰かとけんかをしていませんか?

見出しの言葉は、アメリカ合衆国の大統領 エイブラハム・リンカーンの名言です。
誰かとけんかをすること、争うことの愚かさを断言しています。

私たちは、人生の中で誰かとけんかをすることがあります。
生まれてから今までに一度もけんかをしたことがない人はおそらくいないでしょう。
しかし、なるべくけんかをしないように心がけている人、争い事が起きないように意識しながら生きている賢明な人は少なからずいます。
なぜなら、賢い人は、誰かとけんかをしても、それは無駄で不毛な時間であることをよく知っているからです。

もしも、あなたの周りに、あなたを悪く言ったり、非難する人物がいても、いちいち腹を立てて反論したり相手にする必要はありません。
自分の信念に従って行動しているのであれば、それを相手に伝え、ただひたすら行動を続ければよいのです。
その後、相手に何を言われようと無視すればよいのです。
たとえ相手に理解されなくても構わないのです。

もしも相手の言動に腹を立ててけんかをしてしまえば、けんかをしている間は何も生産性のない時間になってしまいます。
また、けんかが終わった後も、双方ともに不機嫌になったり自制心を失ったりして、これもまた生産性のない不毛な時間になってしまうわけです。
つまり、けんかをしても、何のメリットも価値もないというわけです。

だから、賢い人は、たとえ相手に腹が立っても、けんかをふっかけるような行動はしないのです。
「金持ちけんかせず」ということわざもありますが、「賢い人ほど争い事は避ける」のです。
心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちは、目標達成に向かって大勢の人を巻き込み、協力し合いながら行動を実践していかなければなりません。
その中で、意見が対立することもあるかもしれませんが、活発に議論を交わすことはむしろ良いことです。感情的な対立はよくありませんが、論理的な議論を交わすことは、目標達成には不可欠です。
多様性が重視される今の時代には、「けんか」をするのではなく、「議論」を交わすことが重要視されるのです。

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