時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情を言うことだ。

時間の使い方の最も下手なものが、まずその短さについて苦情を言うことだ。
ｂｙラ・ブリュイエール

あなたは時間を無駄遣いしていませんか？

タイトルの言葉は、フランスの作家でモラリストのラ・ブリュイエールの名言です。
時間の短さを皮肉を込めて述べた深い名言ですね。

私たち人間は、生まれた環境や家庭がそれぞれ異なり、決して平等とはいえませんが、一つだけ平等に与えられたものがあります。
それは時間です。
１時間６０分、１日２４時間、１年３６５日という時間は、全ての人間に平等に与えられており、時間をどのように使うのかはそれぞれの人々の思いに委ねられています。
そして、自分と全く同じ時間を過ごす人は、世界中を探しても絶対にいないのです。

人々に平等に与えられた貴重な時間というものを、できれば無駄にすることなく、有意義に使いたいと思っている人は多いことでしょう。
時間を無駄にするというのは、例えば、時間潰しのようなものを想像します。
ぼーっとしている時間や、知人との他愛のない世間話、時間潰しのためのゲームなどが想像できますが、ブリュイエールは、最も下手な時間の使い方は、その短さについて苦情を言うことだと皮肉を込めて述べています。
確かに、「時間が足りない」とか「もっと時間がほしい」などと苦情を言っても何の解決にもなりません。
そんなことを行っている暇があったら、もっとやるべきことを一生懸命にやるべきだと思います。
私たちに平等に与えられた貴重な時間を、有効に有意義に使って、充実した社会生活を送りたいものです。

SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でよりよい世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標のゴールは２０３０年であり、まだまだ先のことだと思ってはいませんか？

しかし、今、こうしている間にも、時間は確実に進んでいます。
そして、あなたが実践した行動は、目標達成に向けて確実に一歩ずつ近付いていますし、あなたが実践しなかったことは、確実にゴールを遠ざけているのです。

時間という貴重な財産を、有効に有意義に使うことにより、未来の地球、人類のために行動を実践していきましょう。