コラム(つぶやき)

明るく元気なあいさつもできない大人たち ~日本の将来は大丈夫か~

あいさつは大人としての最低限のマナー
それもできない大人とは~

私は、経営コンサルタントという仕事をしています。お客様は、全員が近年営業や売上が減少している経営者ばかりです。
コンサルタントの依頼を受け、初めての顔合わせをする際、私は大きな声で明るく「おはようございます」「こんにちは」とあいさつをします。わざと意識して大きな声で言うのです。
するとお客様である経営者の方のあいさつは、ボソボソっとしかめっ面で元気のない声であいさつをする人が多いのです。
そして、私はお客様にこう言います。「今日初めてお会いしてこんな事は言いたくありませんが、あなたは元気なあいさつすらできないのでしょうか?」

小学生の元気なあいさつ。それに比べて大人たちは・・・

小学校に入学したばかりの1年生の児童たちは、全員が大きな元気な声で「おはようございます」とあいさつをします。6歳くらいの子供でも大きな声であいさつができるのに、大人はできないのです。
いやできないというよりもやっていないのです。
子供の見本となるべき大人が、6歳の子供よりもあいさつが下手なのです。大人として恥ずかしくないのでしょうか?

あいさつさえできない大人。経営不振になるのは当然の帰結なのです。

初めてお会いする経営者であるお客様に、私はこう言います。「元気なあいさつさえもできない経営者だから経営不振になるのです。あいさつは基本中の基本です。社員全員があいさつできるようにしてください。コンサルはその後です」と。
こんなことを言うと腹を立てる経営者もいます。しかし、元気なあいさつさえもできない会社に未来はありません。暗い職場は人間関係も悪くなるので離職率も高く、また生産性も低く、トラブルも多くなりがちです。元気なあいさつをするだけで、心も明るくなるのです。
経営不振だから元気なあいさつができないのではありません。元気なあいさつができないから経営不振になるのです。むしろつらい時期だからこそ気持ちを元気に明るくしなければならないのです。

まとめ

元気なあいさつは、意識しなければできません。今まで暗いあいさつしかできなかったのなら尚更です。
最初は、ぎこちなくても構いません。
意識して無理してでも笑顔で元気にあいさつを始めてください。
それだけで、社内の雰囲気が明るくなり、幸運を呼び寄せることができるでしょう。

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