問題は未来だ。だから私は過去を振り返らない。
ｂｙビル・ゲイツ
あなたは過去を振り返っていませんか？
タイトルの言葉は、マイクロソフト社の創業者で実業家のビル・ゲイツ氏の名言です。
短い言葉ですが、偉大な実業家らしい深い名言ですね。
私たちの人生は、過去から現在、未来に向かって生きています。
過去とは、過ぎ去ってしまった時間であり、もう戻ることはできません。
未来とは、これから起こることであり、何が起きるかわかりません。
そして今、この瞬間瞬間を私たちは生きているわけです。
私たちは、生きている間、いろいろな問題を抱えて生きています。
しかし、よく考えてみると、私たちが抱えている問題というのは、全て未来に対する問題です。
過去に対する問題というのは存在しないのです。
過去に何が起ころうともです。
例えば、過去に大きな病気になった人がいます。
そして、将来、また病気が再発するのではないかという不安を抱える場合があります。
この場合の不安、問題というのは、将来、病気が再発するかもしれないという未来への問題であり、過去の問題ではないのです。
もしも過去の病気が完治し、再発の恐れがないとすれば、未来への病気に対する問題はなくなるわけです。
過去に病気になったかどうかなど関係ないのです。
つまり、私たちの抱えている問題は、未来に対するものばかりだということです。
過去を振り返って、クヨクヨするのではなく、未来を見据えて自分が何をすべきかをよく考えてみましょう。
SDGsは、２０３０年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsは、まさに未来に対する問題提起であり、過去の過ちを振り返ることではありません。
未来の地球や人類にとって、何をすべきなのか、どうすれば守れるのかを真剣に考え、行動を実践することが大切なのです。
地球上には、あるいは人類の未来にはどのような課題があり、どうすれば解決できるのかを、私たち一人ひとりが考え、常に意識しながら行動することが重要です。
ひとりの力には限界がありますが、大勢の人が集まれば大きなエネルギーとなり、世界が変わります。
私たち一人ひとりの意識を変えることが求められているのです。
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