「自信がないからやめよう」じゃなくて、「自信をつけるためにやろう」
by吉岡秀人
あなたは、自信がないからといって諦めていませんか?
タイトルの言葉は、小児外科の医師 吉岡秀人氏の名言です。
吉岡氏は、国際医療ボランティア団体「ジャパンハート」を設立し、主に東南アジアにおいて無償で医療活動を続けています。
また、国内でも東日本大震災の際に、被災した子どもたちへの心のケアなどの支援活動を行いました。
私たちは、自信がないことに関して諦めてしまうことがあります。
自分の不得意な分野や苦手なことに関して、行動を起こす前に自分には無理だと諦めて、行動しないのです。
「自信がないからやめよう」と思うことは簡単ですが、本当に自分には無理なのかどうかは、やってみるまではわかりません。
「自信がない」と思ってしまうのは、苦い経験をした過去があるからという場合もあれば、全く経験がないからという場合もあるかと思いますが、もしかしたら今だったら可能かもしれません。
行動する前から自分には無理だと決めつけてしまうのは、あまりにももったいないことです。
それに、初めからうまくできる人なんて、そう多くはいません。
最初はだれだって失敗するのです。
「自信がない」という思いの裏返しには、「やってみたい」という思いがあるはずです。
「やりたくない」ことには、「自信がない」という感情は発生しません。
「やってみたいけど自信がない」という表現が、「自信がない」人の本心なのです。
それだったら、もうやるしかないですね。
SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
目標達成を果たすためには、「自信がない」という感情を乗り越えて、「とりあえず始めてみよう」という思いで行動を実践することが大切です。
行動実践を継続しているうちに、苦手だと思っていたことがそうではなかったことに気付くかもしれませんし、反対に自信がついていき、面白くなってくるかもしれません。
もしかしたら、人間が行動をする際に、自信があるとかないとかの感情は無意味なのかもしれません。
将来の地球や人類のため、私たちができることを精一杯実践していきましょう。