一日一日にけじめをつけていこう。今日のことは、今日やってしまおう。これは、忙しいとか暇があるとかの時間の問題ではない。志の問題である。
by 土光敏夫
あなたは、一日一日を大切に過ごしていますか?
見出しの言葉は、石川島播磨重工業や東芝の社長を務めた実業家 土光敏夫氏の名言です。
「一日一日にけじめを。今日のことは今日やってしまおう。」
私たちにとって耳の痛い胸に突き刺さるような深い名言ですね。
皆様は、一日一日の行動を目標、計画を立てて進めようと意識していますか?
社会人であれば、朝、出かける際に、「今日の仕事は何をやろう」と計画を持っていることと思います。
しかし、今日はどこまでやったら終わりにしようとまで計画している人は少ないかもしれません。
仕事をするにしても、勉強するにしても、私たちはまずは目標を立てて、その達成に向けて何をすべきかの行動計画を立てて、突き進んでいかなければなりません。
計画も立てずに、ただダラダラと活動を始めればよいというものではないのです。
もちろん活動を続けていると、計画通りに進まないこともあるかもしれません。
もしかしたら途中で体調を崩したり、思わぬアクシデントが起きたりして、計画が頓挫することもあるかもしれません。
しかし、私たちに必要なのは、一日一日を大切にし、その日一日をどう過ごすのか、きちんとけじめをつけることです。
一日を一つの区切りとして、「今日はここまではやってしまおう」と決めてしまうのです。
忙しいとか、邪魔が入ったとか、そういうことではなく、志の問題です。
一日一日の積み重ねが、目標の達成につながるわけですから、「今日はここまでしかできなかった、まあいいや」で済ますことのないように意識しましょう。
それでも計画通りに進まないことも実際にはありえますが、「一日一日にけじめをつける」という意識はなくさないようにしましょう。
そして、その一日一日の積み重ねが、将来の成功、目標達成につながることを常に意識してください。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。
SDGsの活動をする際にも 、一日一日にけじめをつけ、「今日のことは今日やってしまおう」という意識を常に持ち続けるようにしましょう。
ただ単に、計画も立てずにダラダラと行動するだけでは、目標達成への機運も盛り上がりませんし、モチベーションも上がりません。
一日一日の積み重ねが目標達成へのゴールに近づく近道であることを、志を持って常に意識し、大切な一日を過ごすようにしてください。