人が変われるとしたら、変わらなければと気づいた瞬間以外にはない。
by林修
あなたは、今の自分を変えたいと思っていますか?
タイトルの言葉は、「今でしょっ」のフレーズで有名な予備校講師でタレントの林修先生の名言です。
人が変われるかどうかは、それを意識した以外にはないと述べた深い名言ですね。
私たち人は、生きている間に、人生が変わる出来事、瞬間というものがあります。
人生に影響を与えてくれる人との出会いや、本との出会いなどにより、「こんな人間になりたい」とか「こんなことをやってみたい」と思える瞬間というものが、誰しも経験するものだと思います。
普段、日常生活を送っているときに、「自分を変えたい」と思うことはあまりないかもしれません。
日々の忙しさで、そんなことを考えているゆとりなどないのが普通だからです。
しかし、人や本との出会いにより、「このままではいけない」とか「あんなふうに私もなりたい」と思った瞬間、あなたの脳と身体は動き始めます。
つまり、変わらなければと気づいた瞬間、あなたの人生は変わり始めるのです。
こんな瞬間は、めったにあるものではありません。普段の生活では全く意識しないはずです。
そして、「変わらなければ」と思ったのであれば、変わるための行動をすぐに始めてください。
そうしなければ、あなたは変わることができません。
なぜなら、本来、人間の脳と身体は、変化することを嫌い、それを求めていないからです。
時間が経てば、「変わりたい」という強い思いもだんだんと弱まっていくのです。
「自分を変えたい」と思った瞬間、あなたはスタートラインに立つことになります。
そして、行動を始めた瞬間に、あなたは変わり始めるのです。心得ておきましょう。
SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの活動も、始めようと思った瞬間から変わり始めます。
SDGsは、それを意識しなければ行動を起こすことはできないのです。当然のことながら、「変えなければいけない」と意識するからこそ、行動できるわけです。
「今のままではいけない。行動を変えていかなければならない」という意識が、SDGsの活動の源です。
未来の地球と人類のため、行動を変えなければならないという意識が、世界を変えていくんですね。