仕事とは「自分」を役立てること。
by 松浦弥太郎
あなたは何のために仕事をしていますか?
タイトルの言葉は、エッセイストで実業家の松浦弥太郎氏の言葉です。
仕事とは、「自分を役立てること」なのだと述べた深いメッセージですね。
読者の皆様は、「仕事」という言葉を聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?
自分が生活をするため、家族を養うために、お金を稼ぐ活動のことを仕事と考えている人が多いのではないでしょうか?
仕事をすることによってお金を稼ぎ、その収入によって自分や家族の生活が成り立っていることは紛れもない事実ですが、それは結果的にそうなっているだけであって、仕事とは、お金を稼ぐ行為のことではないのです。
仕事とは、自分の身体や知識、技術を使って、社会の役に立つことなのです。
つまりは、社会貢献することを「仕事」と呼びます。
そのことだけは決して忘れてはいけないのです。
お金を稼ぐことが「仕事」だとすれば、家事や子育ては「仕事」ではないということになってしまいます。
家事や子育ては、家族にとって、社会にとって、とても重要で大切な活動であることは言うまでもありませんが、経済的に考えるとお金を使うばかりで、お金を稼ぐ行為ではないことは明らかです。
家事や子育ては、自分の身体と知識、技術力を使って活動する行為であり、自分を役立たせる行為であるので、立派な仕事と言えるわけです。
もちろん、家事や子育ても社会貢献の一つであることは間違いありません。
このことだけは、貴重な「仕事」として認識する必要があるのです。
また、私たちは大人になれば何らかの職業に就いて、仕事をすることになるわけですが、「仕事」とは、お金を稼ぐ行為ではなく、社会貢献だという意識を常に持っていなければなりません。
自分の生活のため、家族を養うために仕事をしている人も多いことと思いますが、本来、仕事とは、誰かの役に立つこと、誰かを幸せにするための活動であることを常に忘れてはいけないのです。
「お金を稼げないのなら仕事なんてしない」という考えの人も多いかもしれませんが、それは考え方が逆なのです。
あなたがお金を稼げるのは、あなたの活動が世の中の役に立っている証でもあります。
誰かの役に立ち、誰かを幸せにしたから、その報酬として「お金」というご褒美をいただけたのだと考えれば、仕事をすることのありがたさや感謝の気持ちが湧いてくるのではないでしょうか?
お金を得ることが仕事だとすれば、詐欺や窃盗でお金を得たとしても、それが「仕事」だということになってしまいます。
犯罪行為によってお金を得ることは、もちろん仕事のはずがありません。
世の中の役に立つどころか、誰かを不幸にしたり、苦しめたりする行為だからです。
仕事とは、自分を役立たせる行為です。
あなたの身体と知識と技術力を大いに発揮して、多大なる社会貢献をしてください。
そして、あなた自身も、それによって、豊かで充実した幸福な人生をぜひ歩んでください。
