いい人生なんて、しょせんは自己満足というか、自分目線での自己評価なんですよね。
by ちきりん
あなたは、いい人生を歩んでいますか?
タイトルの言葉は、著述家で人気ブロガーでもある「ちきりん」さんの言葉です。
いい人生かどうかというのは、所詮は自分目線での自己評価による自己満足なのだと述べた深いメッセージですね。
あなたは、これまでの人生を振り返ってみて、「自分はいい人生だった」とか「満足できる人生だった」と感じていますか?
反対に、「ひどい人生だった」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、よくよく考えてみると、自分の人生が良かったのか悪かったのかというのは、自分目線で感じている自己評価であり、どう感じるかはその人次第と言えるのかもしれません。
他人から見たら、順風満帆で成功した人生を送ってると思われている人であっても、その人自身は不満ばかりで、全く満足していないかもしれませんし、不幸そうに見える人でも、その人自身はとても満足していて幸福な人生だと思っているかもしれないからです。
つまりは、自分の人生が良かったとか悪かったとか思うのは、その人の感じた感性であり、性格が左右しているとも言えるわけです。
それは他人を見る目も同じかもしれません。
他人の行動や姿を見て、「あの人は幸せそうだ」とか「あんな人にはなりたくない」と感じたとしても、当の本人が自分の人生をどう思っているかはわからないものです。
つまり、自分の人生にしても、他人の人生にしても、自分目線で見ているだけであり、単なる自己評価による自己満足だということは理解したほうが良さそうです。
自分のことも他人のことも、満足感とか幸福感というのは、人それぞれ異なるものであり、それを評価したり、他人と比較することは、ほぼ無意味なことです。
他人を見て、「あんな人になりたい」とか憧れたり、「あんな人にはなりたくない」と批判することが、決して悪いことではないかもしれませんが、人それぞれが自分の人生を一生懸命に生きているのですから、あまり深く考えすぎたり、悩む必要はないと思います。
できることなら、満足できる人生、幸福を感じる人生を歩みたいものですが、人それぞれ感じ方、考え方、生き方が異なるのです。
自分らしい生き方ができれば、それが一番良いのではないでしょうか?
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