うまくいくことを前提に立てたゲームプランなど妄想にすぎない。
by 青木功
あなたはすべてがうまくいくことを思い描きながら行動していませんか?
タイトルの言葉は、プロゴルファーの青木功氏の言葉です。
うまくいくことを前提に立てたゲームプランなど、妄想に過ぎないのだと断言した深いメッセージですね。
私たちは、何か物事を進めようとするときに、ゴールを設定し、どのような成果になるかを期待しながら行動し始めます。
つまり、未来を思い描きながら行動を始めるわけです。
未来を思い描きながら行動することそのものは悪いことではなく、むしろ自然なことですが、行動する前に全てがうまくいくことを前提にしてはいないでしょうか?
もしも、ゴールを目指していく上で、全てうまくいくことを前提としているのでしたら、今すぐにやめましょう。
なぜなら、うまく行かないことが起きたり、想定外のことが起きたとき、ひどく落ち込んで、やる気を失ってしまう恐れがあるからです。
あなたの目指すべきゴールが、とても困難なことだったり、高い目標である場合には、すべてが順調に事が運ぶなんてことはありえません。
途中で失敗したり、高い壁に阻まれてしまうこともありうるからです。
その途中では、想定外の出来事に遭うこともありえます。
そのため、何らかの失敗や想定外のことが起きることを覚悟し、心の準備をしておくことが大切になります。
全てのスポーツに言えることですが、選手は試合前にゲームプランを立てるわけですが、プロゴルファーの青木功氏は、全てがうまくいくことを前提にするプランを立てることは妄想に過ぎないのだと断言しています。
たとえよく周知しているコースであっても、試合前にあれこれとゲームプランを立て、「ここではこうしよう」などと全てが思いどおりになることを想像しても、試合当日に、そのとおりになることなど、ほぼありえないからです。
天候や芝の状況に影響を受けることはもちろんですが、自分の体調や他の選手の調子によっても、影響が出ることもあります。
自分の感覚がいつもと違うことも十分ありえます。
つまり、自分が想像しているとおりに事が運ぶはずがないのです。
もしも、自分が想像しているとおりになるのでしたら、すべての試合で自分が優勝してしまいます。
自分の思いどおりにならないからこそ、スポーツが成り立つとも言えるのです。
それはもちろん、スポーツの世界だけに限りません。
すべての物事について、そのゴールを想像することは誰にでもできます。
「こうなってほしい」とか「こうあるべきだ」という理想像もあることでしょう。
しかし、実際には全てがうまくいくなんてことはほとんどなく、失敗したり想定外のことが起きるものなのです。
何事も「何か良くないことが起きるかもしれない」という意識を持ちながら行動した方がうまくいくことが多いことを忘れないようにしましょう。
