偉人、著名人

自らの激情を抑え切れない人間は、もはや、主人ではなく奴隷であろう。

自らの激情を抑え切れない人間は、もはや、主人ではなく奴隷であろう。
by バールーフ・デ・スピノザ

あなたは、自分の中の怒りや不満を周囲にぶつけていませんか?

タイトルの言葉は、オランダの哲学者 バールーフ・デ・スピノザの言葉です。
怒りや不満など、自分の中の激しい感情を抑えきれない人は奴隷と同じだと述べた深いメッセージですね。

あなたの周りに、すぐに怒りを爆発させる人や不平不満を人にぶつけるような人はいませんか?
あなた自身はそんな人ではありませんか?

もしも、自分の激しい感情を抑えきれずに、周囲にぶつけてしまう人がいるとすれば、早く直したほうが賢明なことは言うまでもありません。
その人がどんな立場の人であろうとも、絶対にダメな行動だと断言できます。
たとえその人が組織のトップの人間だとしても、もはやそれは主人ではなく奴隷と同じなのです。

自分の身に何が起ころうとも、自分の思いどおりにならなかったとしても、怒りや不満をぶつけるような言動は厳に慎まなければなりません。
怒りや不満をグッとこらえて、常に冷静な心を保ち、周囲にはその感情をさらさないのが大人の人間としての心得であり、賢明な人間と言えるのです。

怒りや不満を人にぶつけたり、モノに当たったりする人が世の中には大勢いますよね。
人にぶつけたところで、その人に迷惑をかけるだけですし、モノに当たったところで、モノが壊れるだけであり、何ひとつ良いことなどないのです。
むしろ、激情を抑えきれないことは、すべてがマイナスに働き、プラスなことなどないと言えるのです。自分の心が晴れるわけでもありませんしね。

自分の中の激しい感情をグッと抑え、常に冷静に考え、行動できる人こそ、周りからも信頼され、尊敬される人間になれるのです。心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動においても、怒りや不平不満を抱くような出来事が起きるかもしれませんが、決してその思いを周囲にぶつけるような言動をしてはいけません。
そんなことをすれば、周りの人はあなたから離れていきますし、活動そのものも行き詰まってしまうことでしょう。
怒りや不満は、グッと胸にしまい、冷静になって行動することが、SDGsの活動においても必須なのです。

未来の地球と人類のために、せっかく素晴らしい活動をしているのですから、明るくポジティブに行動できるように、常に冷静になることを意識しながら行動するようにしてください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で