偉人、著名人

科学は人間の全生涯を要求するものである。もし人生が二度あったとしても科学の究明にはまだ足りない。

科学は人間の全生涯を要求するものである。もし人生が二度あったとしても科学の究明にはまだ足りない。よって、科学には最大限の情熱と努力で接しよ。
byイワン・パブロフ

あなたは、最大限の情熱と努力をしていますか?

タイトルの言葉は、ロシアの生理学者 イワン・パブロフの名言です。
世界的にもよく知られている「パブロフの犬」という、犬を使った実験をしたことでも有名な科学者です。
科学者らしい深い名言ですね。

科学の究明には、相当の時間を要します。
パブロフは、全生涯をかけても、いや人生が二度あったとしても全然足りないと断言しています。

科学には、「これが最後の実験だ」とか、「これで全てが満足だ」という感覚がまったくないのだと言います。つまり、終わりが見えないのです。
数多くの実験を繰り返し、うまく行ったり行かなかったりを繰り返しながら、徐々にレベルアップしていくのが科学というものだと言います。
その研究成果がどんなにレベルアップしていったとしても、これで満足、終わりというものがないのです。

だから科学者は、科学の究明のために、最大限の情熱と努力が必要だということです。それでも時間が足りないのです。
ということは、科学には、後を引き継いでいく人が絶対に必要だということの証です。
現にパブロフの研究は、彼の死後も引き継がれており、現在も継続して続いているということです。
もっとも、科学者に限らず、最大限の情熱と努力をかけて仕事ができる人は、きっと成功し、豊かな人生を歩むことができるはずです。心得ておきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
SDGsの目標達成を目指すことは、科学の究明と似ていて、これで満足、終わりというものがありません。
最大限の情熱と努力でもって行動を実践していかなければなりません。
また、もしも目標を達成できたとしても、これで終わりではないのです。
その後もずっと行動を継続しなければいけません。
それが、私たち地球に生きる人類のは果たすべき役割と責任なのです。

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