偉人、著名人

私はどこかへ向かうためではなくただ進むために旅をする。動くとはとても大変なこと

私はどこかへ向かうためではなく、ただ進むために旅をする。旅のために旅をするのです。動くとはとても大変なことなのです。
byロバート・ルイス・スティーヴンソン

あなたはどこに向かって歩いていますか?

見出しの言葉は、イギリスの小説家 ロバート・ルイス・スティーヴンソンの名言です。
人生を旅にたとえ、行動することの大切さを述べた深い名言ですね。

人生はよく旅にたとえられます。
私たちの人生は、長い旅を続けているようなもので、死ぬまで終わることがありません。

旅は目的地があるわけですが、人生には目的地はないとスティーヴンソンは述べています。
つまり、人は目的地を決めて、どこかに向かって歩いているわけではないというのです。

「私たちの人生には目的地があるだろう」という反論の言葉が聞こえてきそうですが、実は、人生に目的地なんて存在しないのです。
なぜなら、私たちが目的地だと思っているのは目標であって、単なる人生の通過点なのです。

例えば、試験の合格を目指している人も、オリンピックの金メダルを目指している人も、もしそれを獲得できたとしても、人生はそれで終わりではないのです。
合格も金メダルも、目指すべき目標ではあっても、目的地、つまり終着点ではないのです。

その後も新たな目標や目指すべき生き方があるはずで、死ぬまでそれは続くわけです。
死亡すれば、旅は終わるわけですが、私たちは死ぬために、死ぬことを目的に生きているわけではありません。

つまり、私たちの人生は、目的地のない旅を続けていくようなものです。
だから、生きていくのは大変なのです。

SDGsは、2030年に向けて、理想的でより良い世界を創り出すための世界共通の行動目標です。
私たちは、SDGsの目標達成を目指して行動実践していくわけですが、それは厳密に言えば、ゴールではありません。
2030年を迎えればそれで終わりではなく、地球と人類の歴史はそれ以降もずっと続くのです。
つまり、地球と人類の歴史が続く限り、ゴールなんて存在しないのです。

私たちが今後も平穏に暮らしていくためには、世界中の人々が自覚を持って行動を改善していかなければならないわけで、私たちに課せられた責務は重大で、重要な役割を担っているとも言えます。
常に意識して、行動を継続していきましょう。

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