学びて思わざれば則ち罔し（まなびておもわざればすなわちくらし）

学びて思わざれば則ち罔し（まなびておもわざればすなわちくらし）　ｂｙ孔子「論語」より

あなたは本を読んだだけでわかった気になっていませんか？

タイトルの言葉は、古代中国の「論語」の中にある孔子の言葉の一つです。

意味は、教えを受けただけで、自ら考えることをしなければ真理にたどり着くことはできないということです。

私たちは、入学試験や資格試験に合格するために勉強します。そして、合格した後にはもう学習をやめてしまう人も多いのです。
また、本を読んだだけで、わかった気になってしまい、その後考えることや行動に移すことをしない人もいます。

人は教えを受けただけでは成長しないのです。知識は頭の中に一度はインプットされますが、時間がたつと忘れてしまいます。つまり、一度頭に入れただけではあまり意味はないのです。その後、自らの頭で考えたり、行動することでその教えの奥深さを知り、人として成長できるのです。

本を読むだけで満足するのではなく、その後、自分の人生に生かせるようにしたいものです。