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昨日の非は悔恨すべからず。明日これ念慮すべし。by 杉田玄白

昨日の非は悔恨すべからず。明日これ念慮すべし。
by 杉田玄白

あなたは、昨日の失敗や過ちを、クヨクヨしていませんか?

タイトルの言葉は、江戸時代の蘭学医 杉田玄白の言葉です。
昨日の非を悔恨してはいけないと述べた深いメッセージですね。

私たちの人生、失敗したり過ちを犯してしまうことがあるわけですが、そんなとき人は、「なぜあんなことをしてしまったんだろう」とか「なぜもっとうまくできなかったんだろう」などと落ち込んでしまいます。
しかし人の行動に失敗や過ちはつきものです。
まったく失敗したことのない人、過ちを犯したことのない人なんてどこにもいません。
それに、終わったことをいつまでもクヨクヨしていたって仕方ないのです。

失敗や過ちをした自分を責めたい気持ち、落ち込んでしまう気持ちは理解できますが、過去の出来事、終わったことをいつまでも引きずっていても仕方ないのです。
時計の針を元に戻してやり直すことなんてできませんし、あなたはこれからもやるべきことがあるはずです。
やるべきこともしないで、落ち込んでばかりいるのは賢明な人の取るべき行動ではありません。

時間は刻々と進んでいきますし、周りの人々もそれぞれの時間を生きているわけです。
あなただけが、時間を止めて、落ち込んでばかりいるというのは時間の無駄というものです。
気持ちを切り替えて、もう一度やり直したり、違うことにチャレンジするなど、あなたらしく新たな時間を使うようにしてください。

時間は刻々と進んでいるのです。あなただけ止めるわけには行かないのです。
いつまでもクヨクヨと引きずってばかりいるのは、時間の無駄遣いだということを常に意識して、これからも生きていきましょう。

SDGsは、2030年に向けて、持続可能な社会の実現を目指し、理想的でより良い世界を創り出すために、国連が発表している世界共通の行動目標です。

SDGsの活動をしていると、失敗したりうまく行かないことが多々あることと思います。
SDGsは、世界における困難な課題を少しずつでも改善していこうとする大きな目標なので、容易に達成できるものではありません。
したがって、失敗や過ちはつきものであって、そのたびに落ち込んでいてはきりがありません。

そうではなく、自分のできること、やるべきことを継続していくという心構えが大切です。
2030年に目標を達成するという心構えではなく、未来の地球と人類のために、自分にできることを途中でやめることなく、長く続けていくということを決して忘れないようにしてください。
それこそが、本来のSDGsの活動なのです。

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